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ホルモンバランスが乱れると痩せない?40代・50代のダイエットとホルモンの関係|神戸三宮パーソナルジム Flexible Style

更新日:3月3日

「食事に気をつけているのに痩せない」
「運動しているのに体脂肪が落ちない」

こんな悩みを抱えていませんか?

実は、ダイエットの成功には「ホルモンバランス」が大きく関係しています。いくら食事管理や運動を頑張っても、ホルモンが乱れていると、脂肪が燃えにくくなり、代謝も低下してしまいます。

特に、40代・50代の女性は、加齢によるホルモンの変化が体重管理に影響を及ぼすため、「今までと同じ方法では痩せにくい」と感じる人が増えています。


ストレスが多いと「コルチゾール」が増え、脂肪が蓄積しやすくなる

「インスリン」の過剰分泌が糖の代謝を乱し、太りやすい体質を作る

「エストロゲン」の減少が脂肪の燃焼を妨げ、体型が崩れやすくなる


このように、ホルモンの影響を知らずにダイエットをしても、効果が出にくくなってしまうことがあります。

しかし、ホルモンバランスを整える食事・運動・生活習慣を意識すれば、痩せやすい体を取り戻すことは可能です。

この記事では、ダイエットとホルモンの関係を詳しく解説し、ホルモンバランスを整える具体的な方法を紹介します。





1. ホルモンとダイエットの関係とは?痩せにくい原因はホルモンにある?



「ダイエットを頑張っているのに、思うように体重が減らない…」

それは、食事や運動だけでなく、ホルモンバランスが乱れていることが原因かもしれません。

ホルモンは、代謝・食欲・脂肪の蓄積・エネルギー消費などをコントロールする重要な役割を持っています。特に、40代・50代の女性は、ホルモンバランスの変化によってダイエットが難しくなることが多いのです。


1-1. ホルモンがダイエットに影響を与える理由


ホルモンは、脳や内分泌器官(副腎・膵臓・甲状腺・卵巣など)から分泌され、体のあらゆる機能を調整する働きをしています。

ダイエットに関係する主なホルモンには、以下のものがあります。


コルチゾール(ストレスホルモン) → ストレスが多いと分泌量が増え、脂肪が燃えにくくなる

インスリン(血糖値をコントロールするホルモン) → 過剰に分泌されると脂肪が蓄積しやすくなる

エストロゲン(女性ホルモン) → 減少すると脂肪燃焼が低下し、体型が崩れやすくなる


これらのホルモンバランスが乱れることで、「食べていないのに痩せない」「運動しているのに効果が出ない」という状態が起こります。


1-2. 40代・50代の女性はホルモンの影響を受けやすい


加齢とともに、女性の体はホルモンの変化が大きくなります。特に、40代後半から50代にかけてエストロゲンが減少し、代謝が低下しやすくなるため、若い頃と比べて体重管理が難しくなります。

また、ストレスの影響でコルチゾールが増えると、脂肪が蓄積しやすくなり、インスリンの働きも乱れやすくなるため、「食べる量を減らしても痩せない」という状況に陥ることもあります。


🔗参考情報:日本女性医学学会https://www.jmwh.jp/)

日本女性医学学会では、更年期のホルモン変化がさまざまな症状を引き起こすことが報告されています。

このように、40代・50代のダイエット成功には、ホルモンバランスの管理が欠かせません。



2. ストレスホルモン「コルチゾール」と脂肪燃焼の関係



ストレスが多いと「コルチゾール」というホルモンが過剰に分泌され、ダイエットの妨げになることをご存知でしょうか?

「食事に気をつけているのに痩せない…」「運動しているのにお腹周りの脂肪が落ちない…」

これらの原因のひとつが、コルチゾールの慢性的な増加です。


2-1. コルチゾールとは?


コルチゾールは、副腎(腎臓の上にある小さな臓器)から分泌されるストレスホルモンで、体がストレスに対処するために働きます。


血糖値を上昇させ、エネルギーを供給する

炎症を抑える

代謝を調整する


コルチゾールにはこのような働きがあります。通常、コルチゾールは朝に分泌がピークになり、夜にかけて減少します。しかし、慢性的なストレスによって過剰に分泌されると、体に悪影響を及ぼすことが分かっています。


2-2. コルチゾールが高いと脂肪が燃えにくくなる理由


コルチゾールが慢性的に増えると、次のような影響が起こります。


血糖値の上昇 → 余った糖が脂肪として蓄積される

筋肉の分解が進み、基礎代謝が低下する

内臓脂肪が増えやすくなる(特にお腹周り)


つまり、ストレスをため込んでいると、脂肪を燃やしにくい体になってしまうのです。


2-3. コルチゾールを抑えるためにできること


コルチゾールの分泌を正常化し、ダイエットを成功させるためには、ストレスを軽減する生活習慣が重要です。


適度な運動を取り入れる→ 筋トレや有酸素運動、ストレッチを行うと、リラックス効果が高まり、コルチゾールの分泌が抑えられます。

睡眠の質を改善する→ 寝不足はコルチゾールを増加させる原因になります。毎日7時間以上の睡眠を確保しましょう。

深呼吸やマインドフルネスを習慣にする→ 呼吸を整えることで、副交感神経が優位になり、ストレスが軽減されます。

カフェインやアルコールを控えめにする→ カフェインやアルコールはコルチゾールの分泌を増やすため、摂りすぎに注意しましょう。

リラックスできる時間を作る→ 好きな音楽を聴く、読書をする、散歩をするなど、意識的にリラックスする時間を取り入れましょう。


ストレスをうまくコントロールできれば、コルチゾールの分泌が安定し、脂肪燃焼がスムーズに進むようになります。



3. インスリンの過剰分泌が太る原因になる理由



「糖質を控えているのに、なぜか痩せない…」「食事量を減らしているのに、体脂肪が落ちにくい…」

このような悩みを抱えている場合、インスリンの過剰分泌が原因かもしれません。インスリンは血糖値をコントロールするホルモンですが、過剰に分泌されると脂肪をため込みやすくなるため、ダイエットに大きな影響を与えます。


3-1. インスリンとは?


インスリンは、膵臓(すいぞう)から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる役割を持っています。


食事によって血糖値が上昇すると、インスリンが分泌され、血糖をエネルギーとして利用する

余った糖を脂肪として蓄える

筋肉や肝臓にエネルギーを蓄積する


通常は、適量のインスリンが分泌されることで、血糖値が正常に保たれます。しかし、糖質を過剰に摂取したり、食事のバランスが悪かったりすると、インスリンが大量に分泌され、脂肪が蓄積しやすくなるのです。


🔗参考情報:日本糖尿病学会https://www.jds.or.jp/)

こちらに日本糖尿病学会が進める健康食に関する情報が記載されています。オススメです。


3-2. インスリンが太りやすくするメカニズム


インスリンが過剰に分泌されると、以下のような影響が起こります。


血糖値が急激に下がり、強い空腹感を感じる → 過食につながる

使い切れなかった糖が脂肪として蓄積される

脂肪燃焼が抑制され、体脂肪が増えやすくなる


特に、高GI(グリセミック・インデックス)値の食品(白米、パン、麺類、お菓子など)を多く摂取すると、インスリンが急激に分泌され、太りやすい状態を作り出します。



3-3. インスリンの過剰分泌を防ぐための食事習慣


インスリンの分泌を適正にコントロールすることで、太りにくく、痩せやすい体質を作ることができます。



低GI食品を選ぶ - 玄米、全粒粉パン、オートミール、そば、豆類、ナッツなど

「ベジファースト」を実践する(食事の最初に野菜を食べる)

糖質を摂るときはたんぱく質や脂質と一緒に - 例:白米を食べるときは、卵や魚と組み合わせる✅ 食事の間隔を適切に空け、間食を控える

夜遅い食事を避ける(夜はインスリンの感受性が低下し、脂肪が蓄積しやすくなる)



3-4. 適度な運動でインスリンの働きを改善する


運動を取り入れることで、インスリンの働きを改善し、糖をエネルギーとして効率よく消費できる体を作ることができます。


食後の軽いウォーキング(10~15分)

筋トレ(スクワットなどの大きな筋肉を使う運動)

有酸素運動(ウォーキング・ジョギング・エアロバイクなど)


運動を習慣化すると、インスリンの感受性が向上し、少量のインスリンでも血糖をコントロールできるようになります。



4. 女性ホルモン「エストロゲン」の減少が体脂肪に与える影響



「昔は食べても太らなかったのに、最近はすぐに体重が増える…」「お腹周りや背中の脂肪が落ちにくくなった…」

40代・50代になると、多くの女性がこのような変化を感じます。その原因の一つが、女性ホルモン「エストロゲン」の減少です。

エストロゲンは、女性の体型・代謝・脂肪のコントロールに深く関わるホルモンです。このホルモンが減少すると、脂肪燃焼がうまくいかなくなり、痩せにくい体質へと変化してしまいます。


4-1. エストロゲンとは?


エストロゲンは、卵巣から分泌される女性ホルモンで、以下のような働きを持っています。


脂肪の分布を調整し、女性らしい体型を維持する

筋肉量の維持を助け、基礎代謝を高める

骨密度を維持し、骨粗しょう症を防ぐ

血管の健康を保ち、動脈硬化のリスクを低減する


特に、エストロゲンは脂肪の燃焼をサポートする重要なホルモンであり、分泌量が減ると脂肪が蓄積しやすくなります。



4-2. エストロゲンが減ると太りやすくなる理由


基礎代謝が低下し、エネルギー消費量が減る

脂肪の分布が変化し、内臓脂肪が増えやすくなる

血糖値のコントロールが悪化し、太りやすい体質になる

食欲を抑える働きが弱まり、過食しやすくなる


特に、エストロゲンが低下すると、脂肪が「下半身」から「お腹・背中・腰回り」へと移動しやすくなります。そのため、「今まで太りにくかった部分に脂肪がつきやすくなった」と感じる女性が多いのです。

私のジムに来られるお客様も「昔はこんなところにお肉つかなかったのに、、、」「歳をとって脂肪のつくところが明らかに変わった」といったようなことをよく言われています。

また、エストロゲンにはインスリンの働きを助ける役割もあるため、エストロゲンが減ると血糖値のコントロールが難しくなり、脂肪が蓄積しやすくなります。


4-3. エストロゲンの減少を緩やかにする方法


① 大豆イソフラボンを積極的に摂取する

大豆イソフラボンは、体内でエストロゲンと似た働きをするため、減少を補う効果が期待できます。


📌 大豆イソフラボンを多く含む食品


納豆(1パックで1日の推奨量の半分を摂取可能)

豆乳(毎日200mlを目安に)

豆腐(味噌汁などの汁物に入れるのもおすすめ)



② 筋力トレーニングを習慣にする

エストロゲンの減少により、筋肉量が減少しやすくなるため、筋トレを行うことで基礎代謝を維持し、太りにくい体を作ることができます。


📌 おすすめの筋トレメニュー(週1〜2回)


スクワット(下半身の大きな筋肉を鍛える)

プランク(体幹を鍛え、姿勢を整える)

ダンベルを使った少し負荷の高い運動(筋力維持+脂肪燃焼をサポート)


運動を続けることで、エストロゲンの減少による代謝の低下を防ぎ、脂肪燃焼を促進することができます。

※筋肉量をしっかりと増やすためには日常にはない負荷をかけたトレーニングを行う必要があります。


③ ストレスを管理し、自律神経を整える

ストレスは、ホルモンバランスを乱す大きな要因です。副腎がストレスホルモン(コルチゾール)を過剰に分泌すると、エストロゲンの分泌がさらに減少してしまうため、リラックスできる時間を確保することが重要です。


📌 ストレスを軽減する方法


深呼吸・瞑想を取り入れる(副交感神経を優位にし、リラックスを促す)

趣味や好きなことを楽しむ時間を作る(自律神経のバランスを整える)

睡眠をしっかり確保する(ホルモンバランスを整えるために7時間以上が理想)




5. ホルモンバランスを整えるためにできること(食事・運動・生活習慣)



「食事も運動も頑張っているのに痩せない…」「ホルモンバランスが崩れている気がするけど、どうすればいいの?」

これまでのおさらいになりますが、ホルモンの働きを整えるには、食事・運動・生活習慣の3つを見直すことが大切です。特に40代・50代の女性は、エストロゲンの減少やストレスホルモンの影響を受けやすいため、意識的にホルモンバランスを整える習慣を取り入れることが、ダイエット成功のカギになります。


5-1. 食事でホルモンバランスを整える


ホルモンバランスを改善するために、食事は非常に重要な役割を果たします。特に、「ホルモンの材料となる栄養素」や「ホルモンの働きをサポートする食品」 を意識して摂ることが大切です。


① 良質なタンパク質をしっかり摂る


筋肉の維持・ホルモンの合成・代謝の維持 には、タンパク質が欠かせません。


📌 おすすめのタンパク質食品


(アミノ酸が豊富でホルモン生成をサポート)

魚(特に青魚)(EPA・DHAがホルモンバランスを整える)

鶏肉・赤身肉(高たんぱく・低脂肪で代謝アップ)

豆腐・納豆・豆乳(大豆イソフラボンがエストロゲンを補助)


※1日あたり体重×1,5倍g〜2倍gほどのタンパク質を摂取していきましょう。


② 低GI食品を選び、血糖値の乱高下を防ぐ


血糖値の急上昇・急降下は、インスリンの過剰分泌を引き起こし、脂肪蓄積の原因になります。血糖値を安定させることで、ホルモンの働きも整いやすくなります。


📌 おすすめの低GI食品


玄米・オートミール・そば(白米や小麦粉より血糖値が上がりにくい)

ナッツ類(良質な脂質がホルモン生成を助ける)

野菜(特に葉物野菜)(ビタミン・ミネラルが代謝をサポート)


③ 大豆イソフラボンを意識的に摂取する


大豆イソフラボンは、エストロゲンと似た働きをするため、更年期に向けてホルモンの減少を補う効果が期待できます。


📌 大豆イソフラボンを多く含む食品


納豆(1パックで1日の推奨量の半分を摂取可能)

豆乳(1日200mlを目安に摂ると◎)

豆腐・味噌汁(発酵食品として腸内環境も整える)


5-2. 適度な運動でホルモンの働きを改善する


運動は、ホルモンバランスを整え、脂肪燃焼や代謝アップに直接的な影響を与えるため、日常的に取り入れることが重要です。


① 筋トレで基礎代謝を上げる


スクワット(下半身の大きな筋肉を鍛え、ホルモン分泌を促す)

プランク(体幹を鍛え、姿勢を改善し代謝を上げる)

ダンベルを使った負荷のある運動(筋肉量を維持し、エストロゲン減少を補う)


筋トレを行うと、成長ホルモンやテストステロンの分泌が促進され、脂肪燃焼しやすい体に変化します。


② 有酸素運動でストレスを解消する


ストレスが溜まると、コルチゾールが増えて脂肪が蓄積しやすくなるため、適度な有酸素運動を取り入れると◎


ウォーキング(リラックス効果+脂肪燃焼)

ヨガ・ストレッチ(副交感神経を刺激し、ホルモンバランスを整える)

ジョギング・エアロバイク(血流を促し、代謝を向上)


「筋トレ+有酸素運動」をバランスよく取り入れることで、ホルモンバランスを整えながら、効率的に脂肪を燃やせます。


5-3. ストレス管理と生活習慣の改善


ホルモンバランスを崩す最大の原因は、「ストレス」と「睡眠不足」です。この2つを改善することで、ホルモンの働きが安定し、ダイエットの成功率も上がります。


① 睡眠の質を高める


寝る1時間前にスマホ・テレビを見ない(ブルーライトがホルモンを乱す)

22時~2時のゴールデンタイムにしっかり睡眠を取る

寝る前にストレッチや深呼吸をしてリラックスする


② 副交感神経を優位にし、ストレスを軽減する


瞑想・深呼吸を1日5分行う

アロマ・音楽を活用し、リラックス時間を作る

趣味や好きなことをする時間を確保する



6. ホルモンを味方につけて、効率よくダイエットを成功させよう



「食事も運動も頑張っているのに、なぜか痩せない…」

40代・50代の女性がダイエットで苦戦する理由の一つは、ホルモンバランスの乱れにあります。ホルモンの働きを理解し、それに合わせた対策を取ることで、効率的に痩せることが可能です。


ホルモンがダイエットに与える影響


ストレスホルモン「コルチゾール」が高いと、脂肪燃焼が妨げられる

インスリンの過剰分泌が、糖の代謝を乱し脂肪を蓄積させる

女性ホルモン「エストロゲン」の減少が、代謝低下や内臓脂肪の増加を招く


ホルモンバランスを整えないまま、食事制限や運動だけで痩せようとしても、思うような結果が出ないことが多いのです。


ホルモンバランスを整えるために今日からできること


1. 食事を見直す


良質なタンパク質(肉・魚・卵・豆類)をしっかり摂る

低GI食品を選び、血糖値を安定させる(玄米・オートミール・ナッツ)

大豆イソフラボンを積極的に摂取し、エストロゲンを補助(豆腐・納豆・豆乳)


2. 適度な運動を取り入れる


筋トレ(スクワット・プランク・ダンベル運動)で基礎代謝を維持

有酸素運動(ウォーキング・ヨガ)で脂肪燃焼+ストレス解消


3. ストレス管理と睡眠を改善する


寝る前にスマホを控え、睡眠の質を向上

深呼吸や瞑想で副交感神経を優位にし、コルチゾールを抑える


ホルモンを味方につければ、40代・50代のダイエットはもっと楽になる!


ダイエットは「食事制限をすればいい」「運動を増やせばいい」という単純なものではありません。

特に40代・50代は、ホルモンの影響を考えながらアプローチすることが、成功のカギになります。

「頑張っているのに痩せない…」と感じているなら、ホルモンバランスの視点から、自分の体を見直してみましょう!


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