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当てはまるとヤバイ!?姿勢が良い人にはまず起こり得ない10個の症状

更新日:7月20日



あなたの姿勢が、日々の健康や快適な生活にどれほど大きな影響を与えるかをご存じですか?姿勢によってそれはプラスにもマイナスにもなりますが、姿勢は単なる見た目の問題にとどまらず、体全体の健康や機能に深く関わっています。悪い姿勢が続くと、肩こりや腰痛、消化不良などさまざまな体調不良を引き起こす可能性があります。逆に、正しい姿勢を維持することで、これらの問題を予防し、健康的な体を手に入れることができます。この記事では、姿勢が良い人にはまず起こり得ない10個の症状を詳しく解説し、姿勢改善の重要性をパーソナルトレーナーの佐藤勇介が専門的な視点からお伝えします。


1. 肩こり


肩こりの主な原因は、筋肉のアンバランス、姿勢の悪化、そして長時間じっとしているような静的な姿勢にあります。例えば、デスクワークやスマートフォンの使用時に猫背になったり、頭が前に出ている時間が続くことで肩や首周りの筋肉が緊張しやすくなります。

具体的な筋肉を挙げると、特に僧帽筋(そうぼうきん)や肩甲挙筋(けんこうきょきん)、大胸筋(だいきょうきん)、小胸筋(しょうきょうきん)など筋肉の過度な緊張により引き起こされます。これらの筋肉が緊張すると、肩甲骨の正常な動きが制限され、血液循環が悪化します。その結果、肩や首周りに乳酸が蓄積し、痛みやコリが生じます。

姿勢を改善することで、肩甲骨や頭のポジションが正常な位置に保たれ、肩周りの筋肉がリラックスし、血液循環が改善されます。



2. 腰痛


腰痛は、腰部に過剰なストレスがかかることで発生します。姿勢が悪いと骨盤が前傾または後傾し、腰椎に本来かかるべきではない不自然な負担がかかります。この状態が続くと慢性的な腰痛が引き起こされます。また、長時間の座位や立位での不良姿勢も腰痛の原因となります。椅子に座る時、ついつい腰を丸めて座っている方や、立っている時間が長いと腰が痛くなるというような方は基本的に悪い姿勢の持ち主です。そのような方の体を見ると特定の筋肉が過度に緊張していたり、逆に全く働いていない筋肉があります。正しい姿勢を知り、トレーニングやストレッチを行って姿勢を改善をすることで、骨盤がニュートラルな位置に保たれ、腰部への負担が軽減されます。



3. 頭痛


頭痛の中でも特に緊張型頭痛は、肩や首の筋肉の緊張によって引き起こされます。悪い姿勢では、肩や首の筋肉が緊張し、血流が悪くなるため、頭痛が生じやすくなります。正しい姿勢では肩甲骨が正常な位置に保たれ、その上に付いている首や肩の筋肉がリラックスします。これにより頭部への血流がスムーズになり、緊張型頭痛を改善することができます。また、良い姿勢は首の負担を軽減し、頸部の神経や血管が圧迫されることを防ぎます。頭痛を予防するためには、正しい姿勢を手に入れて首や肩の筋肉を常にリラックスさせることが重要です。



4. 浅い呼吸


浅い呼吸は、姿勢が悪いために胸部や腹部が圧迫され、肺の拡張が制限されることで発生します。姿勢が良いと、胸郭や腹部が適切に拡張でき、深い呼吸が可能になります。正しい姿勢を維持することで、肺が完全に広がり、酸素をより多く取り込むことが出来ます。イメージしてみてください。皆さんが一度はしたことがあるラジオ体操での深呼吸のシーンを。胸を大きく広げることで深い呼吸をすることが出来ましたよね。深い呼吸は体全体に十分な酸素を供給し、リラクゼーションやストレス緩和にも役立ちます。浅い呼吸が続くと、酸素不足やストレスの増加、集中力の低下を引き起こす可能性があります。呼吸の質を改善するためには呼吸を意識するのではありません。正しい姿勢を手に入れて無意識状態で深い呼吸ができるようになりましょう。



5. ぽっこりお腹


悪い姿勢では腹部が圧迫され、腹筋の働きが低下し、ぽっこりお腹が目立つことがあります。ぽっこりお腹は骨盤が前傾状態でも後傾状態でも起こります。良い姿勢では骨盤がニュートラルな位置に保たれ、お腹周りが適切にサポートされます。これによりお腹周りの筋肉が引き締まり体型が整います。ぽっこりお腹を防ぐためには、骨盤を正常な状態にする必要があります。



6. バストの下垂


バストの下垂は、重力や加齢、筋力の低下、姿勢の崩れによって進行します。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、肩関節が内旋(内側に巻き込むように回転する動き)しやすくなります。肩関節が内旋すると、胸部の筋肉が短縮し、肩甲骨が外側に広がり、バストが前方に引っ張られ、下垂しやすくなります。また胸椎(胸部の背骨)の伸展(背骨を伸ばす動き)が不足すると、胸郭が圧迫され、バストの持ち上げ機能が低下します。胸椎の伸展が不十分だと、背中が丸まりやすくなり、バストが前に垂れ下がる原因となります。猫背のような姿勢ではバストが下垂しやすくなりますが、一方で正しい姿勢ではバストの位置が安定します。自分の姿勢が悪いと気づいた時にそのまま放置せずに姿勢改善を目指していきましょう。姿勢が良いと、バストの位置が高く保たれ美しいバストラインも維持できます。



7. ヒップラインの崩れ


姿勢が悪いと、骨盤が前傾または後傾し、ヒップラインが崩れることがあります。正しい姿勢が得られると骨盤が適切な位置に保たれ、ヒップラインが整います。骨盤の位置が正しく保たれることで、ヒップが日常生活で使われるのでキュッと引き締まり、全体的なシルエットが美しくなります。ヒップラインを維持するためには、姿勢を正し、ヒップを支える筋肉を強化するエクササイズを行うことが効果的ですが骨盤周りの柔軟性が欠如した状態でエクササイズを行っても効果は半減します。まずは最低限の柔軟性を手にいれてようやく効果的なエクササイズが可能になります。



8. 全身の倦怠感


寝ているのに疲れが取れない。そんな方は姿勢が影響しているかもしれません。姿勢が悪いと、血液やリンパの流れが悪くなり、全身に倦怠感や疲労感が生じやすくなります。姿勢を改善することによって特定の箇所の筋肉の過度な緊張がなくなります。そして血液やリンパの流れが改善され、老廃物が排出されるのと同時にエネルギーの供給がスムーズになります。これにより、体全体の活力が向上し、倦怠感が軽減されます。全身の倦怠感を防ぐためには、正しい姿勢を手に入れた上で筋肉が固まらないように定期的に体を動かすことが重要です。



9. 消化不良


姿勢が悪いと、腹部が圧迫され、内臓への圧力が増加します。反り腰の方はお腹に力が入っていないので内臓の位置が下がります。これらの理由により消化機能が低下し、消化不良や胃腸の不快感が生じやすくなります。それだけではなく便秘を引き起こす場合もあります。良い姿勢を維持することで、内臓が適切に位置し消化機能が正常に働きます。姿勢はこんな意外なところにも影響を及ぼします。



10. 寝付きの悪さや睡眠の質の低下


姿勢が悪いと、体の圧迫や不快感が増し、寝付きが悪くなることがあります。例えば、背中や腰の筋肉が不自然な状態で緊張し続けると、就寝中の体のリラックスが妨げられ睡眠の質が低下します。マッサージをされると筋肉がほぐれてリラックスしますよね。正しい姿勢は体全体の筋肉をリラックスさせるので深い眠りが得られやすくなります。睡眠の質向上にも姿勢が関わってくるのです。



まとめ


いかがでしたか?今回は正しい姿勢の人にはまず起こり得ないことと題して代表的なものを10個ご紹介しました。これらの症状が一つでも当てはまる場合、姿勢に問題がある可能性があります。姿勢は単なる見た目の問題にとどまらず、メンタル、体全体の健康や機能に深く関わっています。悪い姿勢が続くと、肩こりや腰痛、消化不良など、さまざまな体調不良を引き起こすことがあります。これらの問題を予防し改善するためには、まずは今の自分がどんな姿勢なのかを知り、姿勢を改善するためのアプローチを行っていく必要があります。

Flexible Styleでは姿勢改善をまず第一に考えながらあなたの理想的なカラダ作りのサポートを行っています。姿勢改善を通じてこれらの症状を軽減し、より健康的で快適な生活を手に入れましょう。自分の姿勢が悪いと自覚している方、自分がどんな姿勢か分からない方は是非一度体験レッスンにお越しくださいませ。



 

 

神戸三宮の女性専用パーソナルトレーニングスタジオ

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